【お知らせ】アート思考が導くイノベーションの拠点へ:三井リンクラボ新木場3に名和晃平氏の彫刻作品《Cell Tree》(新作)完成

Kohei Nawa 《Cell Tree》 2026
paint on aluminum
5200×2433×2266 mm
photo: Nobutada OMOTE
2026年3月、「三井リンクラボ新木場3」(東京都江東区)に、彫刻家名和晃平氏の新作《Cell Tree》が設置され、一般公開されました。本プロジェクトにつきまして、株式会社E&K Associatesがコーディネーターとして関わらせていただきました。
三井不動産株式会社様は、次世代に向けたディープテックスタートアップや新規ビジネスの支援の一環としてレンタルラボ&オフィスを展開し、新木場の未来をライフサイエンス領域におけるイノベーションの集積地として位置付けています。
三井不動産株式会社様でのワークショップがご縁で、E&K Associatesが提唱する「アート思考」そして「アートと産業をつなぐことでイノベーション創出を実現する」という考えに共感していただき、その象徴として、当時建設中の「三井リンクラボ新木場3」の敷地内に現代アート作品を設置するプロジェクトがスタートしました。
また、現代アートの分野で世界的に活躍中の彫刻家名和晃平氏が、三井不動産株式会社様の新木場におけるライフサイエンス分野のイノベーションへの想いに共鳴し、これまでにない新しい作品を提案してくださいました。2025年10月に竣工した「三井リンクラボ新木場3」の敷地広場に、このたび、名和晃平氏の新作《Cell Tree》が完成し、新木場に新たな景色が誕生しました。
名和晃平氏新作《Cell Tree》コンセプト
本作品は、名和晃平氏が創作の基軸とする「Cell(細胞・粒)」という概念を、木が自律的に成長するような形として表現したものです。「三井リンクラボ新木場3」と呼応する、以下の深いメッセージが込められています。
- 生命の継承と変化:生命が受け継がれ、変化し続けるダイナミズムを普遍的な彫刻として表現しています。
- 分野を超えた共成長:アートとサイエンス、あるいは異なる研究分野が繋がり合い、共に成長していくイメージが具現化されています。
- 思考を刺激する基点:細胞同士がコミュニケーションをとるような造形が、研究者や事業創出に携わる人々の思考を刺激し、新たなイノベーションを芽吹かせる象徴となることを目指しています。
トークセッション「新木場で考える アート×サイエンス – イノベーションを生み続ける街へ」
3月13日には、「三井リンクラボ新木場3」にて三井不動産株式会社様主催のお披露目イベントの一環で、名和晃平氏を招いたトークセッションが行われ、三井不動産株式会社常務執行役員・山下和則氏、入居企業である株式会社Dioseve 代表取締役社長 岸田和真氏が登壇されました。また、当社代表 長谷川一英がモデレーターを務めました。このトークセッションでは、ライフサイエンスの施設にアートが存在する意義について、次のようなコメントがありました。
- サイエンティストとアーティストの思考フレームは「0→1」を生み出す点で非常に似ている
- 作品がラボ内でのコミュニケーションや他企業との協力や助け合いを象徴しているような気がする
- 《Cell Tree》をきっかけに哲学的な対話が生まれ、アートとサイエンスの未来を切り拓く場になってほしい
名和晃平氏の《Cell Tree》をシンボルに、
当社は、今後も「アート思考」を推進し、アートと産業をつなぐことでイノベーション創出の土壌開拓を進めてまいります。
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